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家族のファイナンシャルプランについて考える。

2018/03/15更新

「パワーママプロジェクト」が取材し集めたワーママが抱えるさまざまな悩みを解決すべく、専門家の見識と先輩ママたちの経験からそのヒントを探る連載5回目。

今回のテーマは、「家族のファイナンシャルプランについて考える」です。

前回は「教育にどれほどお金がかかるか?」というお話で、大学に進学するまでにお金を蓄える必要があることがわかりました。では、その教育資金をどのように蓄えればよいのでしょうか。家族のお金について、もう少し深く見ていきましょう。

  

教育費って、家計の何パーセントくらいが適切なの?

家計に占める教育費の割合は10パーセント(子ども2人の場合は12パーセント)程度が理想だといわれています。

しかし、実際は塾やお稽古などの費用がかさみ、教育費の割合が10パーセントを超えている家庭も多いのではないでしょうか。

ここで覚えておきたいことは、親の意思で教育費をコントロールできるのは、子どもが小学生の間までだということです。中学生以降は、理想的な割合を超える教育費の支出が必要になるケースが増えていってしまいます。

中学生になると、高校受験の塾代など一人当たり月々約3万~4万円がかかり、高校生ではそれ以上に教育資金が必要になるケースもあります。 また、長期の休みごとにやってくる講習代に頭を抱えている親御さんもいることでしょう。

子どもが小さいうちは家計にも余裕があり、習い事をさせたり、レジャーに連れて行ったり、高い洋服を買ってみたりと、必要以上の消費をしてしまいがちです。

子どもの可能性を広げる意味で、習い事やレジャーは悪いことではありませんが、中学生から大学を卒業するまで、教育費はより高くなることを踏まえ、長期的な視点で家計を管理することが大切です。余裕があるときこそ、貯めどきです。

一般的に、世帯年収が700万円ほどあれば、借金せずに子どもを大学まで進学させることが可能だといわれています。とはいえ、それぞれの家庭の事情があるので、家計のどこかを削る、収入を増やす方法を考えるなど、何らかの工夫が必要となるでしょう。

★★ まとめ ★★
ポイント
   ・教育費の割合は、家計の10パーセント程度が理想的
   ・比較的家計に余裕のある中学になるまでの時期に貯金をする
   ・世帯年収700万円が大学進学への目安
   ・長期的な視点で家計全体を見直し資金計画を立てる
  

家計の余裕があるときに、うっかり使い過ぎてしまうことなく、しっかり長期的に資金計画を立てて望めば、大学進学は十分可能です。 親としては、子どもの将来の夢をバックアップするのはお金だけではありませんが、逆に、お金だけの理由で断念させることのないようにしたいものですね。

        

お金が貯まる家計管理の方法を知りたい

その方法はズバリ、“家計の透明化”です。

最近では「夫婦別財布」として、一定額を月々出し合って家計をまかなう、という家庭が少なくありません。 夫婦ともフルタイムで働いていて、どちらかの収入で家計をまかない、もう一方の収入は蓄えや余暇のためにという家庭の方が少ないかもしれませんね。

しかしこのような別財布家庭では、子どもにお金がかかる高校生くらいの頃に家計が破綻してしまうケースがあるようです。原因としては、家計に入れて残った収入を自由に使えることにあります。もちろん貯蓄に回していれば問題ないですが、ついつい使ってしまって、気づけば「貯金がない」といった状況に陥るケースがあるようです。

貯金がないという状況は、収入の多い、少ないに関係なく起こってしまいますが、特に世帯年収が1,000万円台後半の家庭に多い傾向です。なぜかというと、収入がある程度安定して入ってきているので家計の余裕があると感じてしまい、定期的に海外旅行に行ったり、贅沢な買い物をしてしまうことが主な要因だそうです。

学年が進んでいくと 、やれ合宿だ、やれ夏期講習だと、急に5万円、10万円必要なことがでてきます。そのときに夫婦ともお金がないので参加させられない!という状況は避けたいですよね。 また、前回でも触れたように子ども1人あたり小学校から大学卒業までにかかる費用は1,000万〜1,200万円程度で、その半分の金額は大学の4年間でかかる費用になります。今だけではなく将来を見据えた計画を立てることがとても大切なことがわかりますね。

それでは、お金が貯まる“家計の透明化”とはいったいどうしたらよいのでしょうか?これは、必ずしも口座を一緒にして管理するということではありません。 家庭内でお互いの収入・貯蓄額がいくらで、いつ何にお金が必要で、それをどのように負担するか?を、夫婦の共通認識として持つということです。

そして、この作業はできるだけ早めに始めることをお勧めします。この作業を行ううえで重要なのは、今の状況を書面に「見える化」することです。まずは家計に必要なお金、お互いの支出項目を整理して書面にし、そこに自分の収入・貯蓄額を書いてみましょう。それからご主人にもお願いして、同じ内容を書き足してもらい、それを元に話し合いをして見てください。

ここで注意してほしいのは「現在」と「未来」についてのみ話し合うことです。喧嘩の元になりかねないので、決して「過去」について話さないこと。このお金は、何に使ったのか?どうしてこんなにお金を使ってしまったのか?など相手の粗を探す場ではないので、そこに留意して前向きに話し合いをしてみてください。

家計の透明化をしたところで、「未来」設計を話し合い、しっかり貯金計画をたてていきましょう。今どこに、いくら使えるか、未来のためにいくら貯金が必要なのかが明確になります。そのサイクルを1ヶ月ごとに繰り返し行い、きちんと振り返えりましょう。

★★ まとめ ★★
お金を貯めるには、家計の透明化が重要

ファーストステップ
   1ヶ月の家計の整理
   お互いの収入・貯蓄額の把握

セカンドステップ
『いつ』『いくら』必要かを整理し、貯蓄計画を2人で立てる
    

【プロフィール】


「パワーママプロジェクト」
自身が子育てをするワーママである、株式会社フロントステージ代表、千田 絵美がワーママ仲間3名と2013年に創設した団体。等身大のロールモデルシェアを通して“自分らしく”仕事と育児ができるHappyなワーママを増やし、日本経済に貢献することをミッションとしています。パワーママプロジェクトのWEBサイトでは、ワーママが漠然と抱えている不安などのリアルな声を集め、専門家や先輩ママに解決策をまとめていきます。
著書:『ワーママ』5年目に読む本(光文社)

※掲載している情報は記事掲載日時点のものです

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