夫婦の会話が減ったせいか、最近ギクシャクしています。仲良くいるための心がけは?

2015/12/16更新 手をつないでいる男女

『男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?!』 連載第8回

せっかく縁があって結婚したのですから、できれば夫婦円満でいたいものですよね。とはいえ、解釈の違いや接し方の違いなど、男女の差から生じる問題は多いもの。夫婦問題研究家&離婚相談救急隊代表として、メディアでもご活躍されている岡野あつこさんへ、夫婦仲良く過ごすための対応策を伺いました。3万件以上の夫婦問題に携わってきた岡野さんの言葉は説得力がありますよ。 

夫婦間のよくあるトラブル① お互い忙しく会話が減り、ギクシャクしている

▶夫婦関係をよくするために、今すぐできることは?

――今回のケースのように、お互い会話や一緒にいる時間が減り、なんとなく夫婦関係がうまくいっていない……というのは、よくあることなのでしょうか? 関係がギクシャクするには、なにかしら決定的な理由があるように感じるのですが。
岡野あつこ様正面

岡野さん そうですね。忙しいとお互いを思いやれなくなって、相手の悪い面ばかり目に入ってしまい、相手の言動がしゃくに触るようになった、という話はよく聞きます。たとえば、妻が子どもの教育について夫に相談したときに「お前に任せる」と押しつけられる形でいわれて話す気がなくなった、など。信頼して任せてくれているのであればいいのですが。そうではないことに、女性はすぐ気づきますからね。
 日常生活の中で、相手が自分の思いどおりに動いてくれない、感謝がない、文句ばかりいう、などの小さなイライラが蓄積してギクシャクしてしまうのでしょう。

 また、夫が妻に「お茶を入れてもらえる?」と頼んでも「そこにあるでしょ、自分でいれたら」とピシャリといわれて、それ以降、妻に頼みごとをしなくなってしまったということも。相手に拒絶されることは、ギクシャクする大きな原因になると思いますね。

――確かに。自分の意見や考えを常に否定されたら“もう、話したくない”と会話は減ってしまいます。そうならないために、どのようなことを心がければいいのでしょうか?

岡野さん 相手をねぎらうことが一番です。夫の場合なら「仕事や家事で大変だろうから、たまには実家でゆっくりしてこいよ」とか「今日は俺が家事をやるよ」とねぎらいの言葉をかけること。

 妻の場合は「いつもお仕事お疲れさま」や、休日には「おいしい食事を作っておいたよ」「ゆっくり寝て疲れをとって」と声をかけましょう。

 大切なのは相手の見えない日常を思いやりねぎらうこと。夫の場合は、自分が仕事に出ている間、妻が家事や子育てで一生懸命なことをねぎらう。妻の場合は夫が仕事や接待で大変なことをねぎらってあげる。「接待といってもどうせ遊んでいるんでしょ」と思わずに「上司とゴルフや接待なんて大変ね」と相手の立場になって言葉をかけるとギクシャクは減ると思いますよ。

今からできる夫婦円満策①

相手の立場に立って、ねぎらう言葉がけをしましょう!


夫→妻:「仕事や家事で大変だろうから、ゆっくりして」「家事は俺がやるよ」
妻→夫:「いつもお仕事お疲れさま」「ゆっくり寝て疲れをとって」

妻は、「ありがとうっていわれると頑張れるわ」と、かわいらしくいってみる。

――ねぎらいの言葉が大切なことがわかりましたが、夫が妻にいうのは照れくさい、なんて人もいるのではないでしょうか。

岡野さん 男性は面と向かって口にするのが苦手な人もいるでしょうね。そういうときこそ妻の腕の見せどころです。「あなたにありがとうっていわれると頑張れるわ」なんて妻から夫にかわいらしくいえば、最初は照れていた夫もどんどん変わっていくはず。男性は褒めて伸ばすのが効果的です!

岡野あつこ様横顔
――なるほど、妻から仕掛けていくわけですね。ちなみにギクシャクしているときに言葉だけでなく具体的な行動としてすべきことはありますか?

岡野さん ギクシャクしているときに突然、手を握ったり、ハグしたりするのはうっとおしいだけですから、ねぎらう気持ちでマッサージしてあげるのはいいかもしれません。

 あとは夫が妻を笑わせるたりするのもいいですね。私の知り合いで妻を笑わせることに長けている男性がいて、以前、妻が買ってきたぶどうを「小さい」といってケンカになったそうなんです。怒った妻が別室でテレビを観ていたら、頭の上がなんだか冷たい……。気がついたら夫が妻の頭の上にぶどうの皮を積み上げていて、怒っていてもしょうがない……と、すぅっとした気持ちになったそうです。まぁ、この方法は笑いのツボが合う2人でないと有効じゃないかもしれませんが。

――そうですね。でも、怒りの気持ちは女性の方が引きずりがちですから、男性が女性の気持ちをリセットさせる役割を担ったほうがうまくいくかもしれません。

岡野さん そのとおりです。ギクシャクしているなと感じたり、妻が怒っているなと思ったら夫が「肩をもみますから」「料理を作りますから」と少しおちゃらけて、かわいらしく言うと母性に響いて「もう、しょうがないな……」と関係が改善されると思いますよ。

今からできる夫婦円満策②

怒りの気持ちをリセットする方法を考えましょう!


夫→妻:おちゃらけて、かわいく謝ってみる。
妻→夫:素直に謝れない場合は、マッサージが効果的。

プロフィール

夫婦問題研究家/離婚カウンセラー 岡野 あつこ(オカノ アツコ)
岡野あつこ様プロフィール

1978年 立命館大学卒(専攻:職業心理学)。2009年 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科卒(MBA取得)「離婚増大社会における『夫婦の劣化』と『夫婦再生』の研究」。 結婚出産後、専業主婦になるものの、夫の浮気により36歳で慰謝料ゼロで離婚。1991年に結婚・離婚・再婚相談事業を行う事業を開始する。24年間のカウンセリングにおいて、30,000件以上の夫婦問題の相談に携わってきた(http://rikon.biz/)。後進のカウンセラー育成にも力を入れ、岡野あつこのライフアップスクールを開講(http://rikon.ne.jp/)。 通信・通学を含め、2,000人を超える卒業生を輩出している。最新著書に『幸せな結婚がしたいなら年収350万円の男を育てなさい』(牧野出版)
http://azco.co.jp/

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