夫婦喧嘩が頻繁に・・・・・・。モラハラやパワハラを防ぐためには早めの対処が肝心!

2016/02/24更新 ドストエフスキーの格言入り画像

『男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?!』 連載第10回

せっかく縁があって結婚したのですから、できれば夫婦円満でいたいものですよね。とはいえ、解釈の違いや接し方の違いなど、男女の差から生じる問題は多いもの。夫婦問題研究家&離婚相談救急隊代表として、メディアでもご活躍されている岡野あつこさんへ、夫婦仲良く過ごすための対応策を伺いました。3万件以上の夫婦問題に携わってきた岡野さんの言葉は説得力がありますよ。 

夫婦間のよくあるトラブル③ 夫婦ゲンカが頻繁に。モラハラとパワハラの境目を知りたい

▶夫婦関係が悪化しないために、いますぐできることは?

喧嘩する夫婦のイメージ画像
――最近、芸能人の夫婦間でも話題になっているモラハラやパワハラ。夫婦ゲンカとはどの程度違うものなのでしょうか?

岡野さん 日常的な会話でも言葉が荒くなってきたり、思いやりのない行動が増えてきたら、夫婦ゲンカの域を超えていると考えたほうがいいでしょう。執拗に言葉や態度で責めてくるのは、パワハラやモラハラの特徴ですので気をつけてください。
 たとえば、夫が妻に「おまえなんて家事をちゃんとしないくせに」といったり、妻が夫に「うちの子の頭が悪いのはアナタに似たのよ」といったり。相手を罵る発言が多くなります。次に態度。たとえば、何かいえば舌打ちをしたり、発言を無視したり、ドアをバタンと閉めたり・・・・・・。言葉ではなく態度の暴力で相手を追いつめていく場合もモラハラやパワハラにあたります。

――モラハラやパワハラを受けていると感じたら、改善のためになにをすべきですか?

岡野さん まずは相手に伝えることです。相手が自分の言葉や態度の暴力に気がついていない場合もありますから「そういう、いい方はやめて」とか「そんな態度は傷つく」など伝えることが大切。ただ、伝え方にもコツが必要。ケンカの最中など感情的な場面でいうと余計にモラハラを引き起こす場合があるので、おいしい食事をして気分がよいときとか、リラックスしているときにやんわりと切り出すのが効果的です。

 また、まわりを例に出して伝えることも効果アリ。「私の友達の旦那さん、口調がきつくて上司に怒られたらしいよ」とか「知り合いの奥さんが旦那さんに対してこんなことをいうらしいけれど嫌だよね」とまわりを引き合いに出して気づかせるのもいいでしょう。それでも改善できないなら第三者を入れることです。モラハラやパワハラをする傾向がある旦那さんの場合は、1対1で対話するのは避けたほうがいいからです。もし、落ち着いて対話をしているのに、いつも話が平行線だったり、議論が悪化するようであれば、モラハラやパワハラの傾向があるかも、と疑ってみましょう。

――第三者とは具体的にどんな人でしょうか?

岡野さん 夫や妻が耳を傾ける人です。親や子ども、上司、恩師など相手がとりあえず話を聞く姿勢をとれる人に相談して、注意を促してもらいましょう。

相手に依存しすぎるのはNG。でも、助けあって生活していることを忘れないで。

――男性に改善してもらうためには、どこに気をつければいいでしょうか?

岡野さん 男性が女性にモラハラ、パワハラをしている場合は先ほどいったようにまわりを引き合いに出して気づかせること。そのうえで褒めることをしましょう。モラハラを受けているのに褒めるって・・・・・・と驚かれるかもしれませんね。
 でも、「隣の奥さんに“あなたの旦那さんって優しそうね”っていわれちゃった」と、旦那さんに伝えてみると、「そうか、僕は優しいと思われているのか」と喜び、態度を改める可能性が高いからです。男性は女性以上にまわりの評価を気にするため、「期待されている自分」になろうとするからです。

仲の良い夫婦のイメージ画像
――逆にモラハラやパワハラ傾向にある女性に改善してもらうためには、どこに気をつければいいでしょうか?

岡野さん 女性は現実的ですから、男性が女性を改善に導きたいなら言葉よりも態度で示すといいでしょう。たとえば、稼いできている夫にモラハラやパワハラを繰り返すような妻に対しては、生活費を減らすなど相手が困るようなことをあえてするのです。男性がイニシアチブをとれる部分で、存在をアピールすると効果的です。

 そもそも、モラハラやパワハラは相手に依存しすぎることで起こるといわれています。「俺がいないと生活が困るだろ」「私がいないと、なにもできないくせに」という考えが、相手に対して高圧的な言葉や態度になってしまうのです。夫婦は持ちつ持たれつ。依存しすぎず、でも助け合いながら生活していく気持ちを忘れないようにしましょう。

今からできる夫婦円満策

自分が傷ついていることを相手に伝えましょう


夫→妻:言葉よりも態度で、自分の存在をアピールする。
妻→夫:まわりを引き合いに出して、自分がしていることに気づかせる。

プロフィール

夫婦問題研究家/離婚カウンセラー 岡野 あつこ(オカノ アツコ)
岡野あつこ様プロフィール

1978年 立命館大学卒(専攻:職業心理学)。2009年 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科卒(MBA取得)「離婚増大社会における『夫婦の劣化』と『夫婦再生』の研究」。 結婚出産後、専業主婦になるものの、夫の浮気により36歳で慰謝料ゼロで離婚。1991年に結婚・離婚・再婚相談事業を行う事業を開始する。24年間のカウンセリングにおいて、30,000件以上の夫婦問題の相談に携わってきた(http://rikon.biz/)。後進のカウンセラー育成にも力を入れ、岡野あつこのライフアップスクールを開講(http://rikon.ne.jp/)。 通信・通学を含め、2,000人を超える卒業生を輩出している。最新著書に『幸せな結婚がしたいなら年収350万円の男を育てなさい』(牧野出版)
http://azco.co.jp/

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