子どもが自分でおかたづけ! 自分で洗濯物をしまえるようになる仕組みづくり

2016/07/06更新 洗濯ものの画像 こんにちは! 「親・子の片づけ教育研究所」の橋口真樹子です。そろそろ夏休みが始まりますね。「一日中、子どもが家にいると家事が進まない、どうすればいいの?」と悩まれるお母さんは多いもの。でも、時間がある夏休みは、子どもにおかたづけを教える最高の期間ともいえます。 今回は、同研究所のマスターインストラクター小堀愛生が実践した、洗濯物のおかたづけ法をご紹介。お子さまが自分で洗濯物をたたんで収納してくれるようになると、お母さんも楽になりますよ!

自分の服を自分でしまう。それをあたり前にするためには・・・・・・

 毎日たくさん出る洗濯物。お子さんが自分でたたみ、しまってくれたらとても楽だと思いませんか? 「何度いってもたたんでくれなくて・・・・・・」とお悩みのお母さん! 「仕組みづくり×言葉がけ」で、子どもが続けやすくなるのをご存じでしたか?

洗濯籠の画像

 わが家には、3人の子どもがいるため、たたむ前に誰の洋服かをわけるだけでひと苦労でした。そこで、3色のかごを活用することにしました。洗濯物を取り込んだら、ピンクのかごには長女の服を、黄緑のかごには長男の服を、黄色のかごには次男の服を入れる。そこまでが私の仕事です。
 あとは、各自がたたんでしまうというのがわが家のルール。長女は8歳、長男は6歳、次男は2歳だったころから、夕飯後に一緒におかたづけするのが日課で、ずっと1年くらい この方法で上手くうまくいっていました。

反抗期には、子どものやり方を尊重するといい

 しかし、長男が小学生になったころから、彼の洗濯かごにはいつも服が残るように・・・・・・。「きちんとしまって!」とついつい口を挟む私に「え~、あとでやるよ~」と返事する息子。なかなか取り組まない息子に「いつやるの?」「小さい弟だってきちんとできているよ」と、できていないことばかり口にしていました。

 彼にとってかたづけする理由は「ママに怒られないように」というマイナスな気持ち。これでは毎日続けたくないのも当然ですね。そう気づいてから、服をしまわない理由を具体的に聞いてみると、わかってきました! 息子の気持ち。

 

【わが家の仕組みづくり、4つのポイント】

<ポイント1>
たたむ場所からしまう場所への導線はできる限り短く!

 「短い」の感覚は十人十色。その子にとって「短く」になるよう、本人と相談しながら決めましょう。

<ポイント2>
アクション数を少なくし、収納方法もその子に合わせる

 「引出し」or「かご」「たたむ」or「吊るす」など、その子のやりやすさを一緒に見つけるようにしましょう。吊るす収納は、洋服が並んで一目瞭然なので、おしゃれが好きな子は収納も楽しくできますよ。

洋服をしまっている様子

<ポイント3>
成長にあわせて高さも考慮

 その子の背の高さに応じ、本人の使いやすい高さに配置しましょう。

<ポイント4>
完璧を求めすぎず、その子の考えを尊重する

 見た目のきれいさよりも本人にとってのやりさすさや好みを優先するようにしましょう。

「できた!」に注目し、子どもの考えや行動を尊重

 今までは、自分のやりやすい収納方法を子どもに押しつけていましたが、息子の考えややりやすさを尊重して、一緒に仕組みを作っていくことが必要だったのです!

 仕組みづくりのあとは、言葉がけです。ここも仕組みと同様、子どもを尊重することが成功の秘訣です。

<ポイント1>
「できている」ところを褒める

 誰しも「できないところ」よりも「できている」ところを見つけて褒められたほうがうれしいもの。できているところに加え、感謝の気持ちも言葉できちんと伝えられると、子どもの行動が変わってきます。

<ポイント2>
兄弟をうまく巻き込む

 「弟だってできているのに?」ではなく、「これってどうしたらうまくいくかな? おにいちゃん、わかる?」と兄弟を巻き込むようにすると上も下もやる気を継続できます。上の子がいい答えをいったら、「なるほど~。すごいね、自分で考えられて」など自分で考えて気づいたプロセスを褒めてあげましょう。

<ポイント3>
楽しさ、わかりやすさを優先する

 「洗濯物がかたづいたら一緒にトランプしようか?」「どっちが早いか競争しよう!」など親子で洗濯物の時間を楽しむようにしましょう。

 洗濯物を一緒にしまいながら、一緒に翌日の持ちものも準備すると、翌日がラクになります。
小さいお子さんの場合、保育園などにいく際の持ちものを絵で示した「持ちものカード」をつくると必要なものが具体的にわかり、自分で準備がしやすくなります。数字がまだ読めないお子さまには丸印の数でわかるようにするなど工夫するのもおすすめです。

子どもの成長に合わせて、やり方もアップデートする

 忘れてはいけないのは、子どもの成長に合わせて、おかたづけのやり方を見直ししていくことです。小さいうちは、かごにしまうだけでも立派な収納です。大きくなって洋服のたたみ方を覚えたら引き出しにしまうこともできるようになるでしょう。子どもが毎日きちんと率先しておかたづけしてくれるとは限りません。 「今までできていたのに」と悩むのではなく、「やり方が合わなくなってきたのかな」と捉えるようにしましょう。

 小学校高学年になると、教科が増えたり、部活や習い事などが増え帰宅時間が遅くなったり、宿題などが増え、時間がとりにくくなったりするものです。そんな時は収納するかごを増やしたり、収納の位置を子どもの導線に近いところに変えたりして収納方法を変え、その時のやりやすさに少し寄り添うことで、子どもの「自分でできる!」という自信を保つことができますよ!

【連載記事一覧】 第1回:忙しい朝がラクになる?! 子どもが自分でやりたくなる毎日の身支度
第2回:帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!
第3回:遊んだあとのおかたづけを劇的に変える「1ジャンル1ボックス」収納!
第4回:おもちゃの整理は「小さなかご」ひとつから、はじめよう!
第5回:「自分でかたづける子」を育てるには、言葉がけが重要だった!
第6回:花粉を部屋に持ち込まないために、いますぐ玄関でやるべきことは?
第7回:家族を巻き込んで、玄関の“キレイ”を継続させよう!
第8回:子どもにまかせる! リビングのおもちゃ収納
第9回:性格別のランドセル収納3パターンで、子どもがおかたづけ上手になる!

プロフィール

一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」理事 橋口真樹子
橋口真樹子さんプロフィール画像

高1娘、小5息子の母。育児休職中に夫に相談されたアメリカ留学を実現するため、夫婦そろって退職し当時2歳の娘を連れて渡米。アメリカ滞在中に「子どもがいるのにいつもキレイな家の秘訣」を聞かれたことがきっかけで、帰国後に整理収納アドバイザーの資格を取得し起業。 「家族にも協力してもらえるおかたづけ」をモットーに、自宅セミナー、資格講座や講演会、おかたづけカウンセリングや作業など、多岐にわたって活動。
2014年末にアドバイザー仲間と一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」を立ち上げ、おかたづけと育児の悩みを一度に解決できる「親・子の片づけインストラクター講座」を全国各地で展開中。
ブログ:「幸せな毎日のための整理力」http://seiri-ryoku.jugem.jp/
著書:「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)

親・子の片づけマスターインストラクター 小堀 愛生(こぼり めぐみ)
小堀 愛生さんのプロフィール画像

整理収納コンサルタント、建築士、インテリアコーディネーター等の資格を保有し、企業主催セミナー、子育てママ向けのスクール講師、住宅メーカー商品開発に携わるなど住まい、子育てに関する分野で整理収納コンサルタントとして活動中。
3人のママとしてこどもとのおかたづけについてとても関心があり、ファミ片(家族のお片づけ)を学ぶ。親・子で実践することでよりかたづけが楽しく好転していくことを実感。
ブログ:『整理収納LABO』http://ameblo.jp/sss-style-plus/

子育て中のあなたへ。こちらの記事もおすすめ! 「おこづかい」の正しい与え方が分かります。
この連載「家族がラクになるおかたづけ」の記事一覧へ

この記事もオススメ

2015/11/18更新 お風呂場にアヒル

帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!

続きを読む
2016/09/14更新

増え続ける、子どもの自由研究や学校で作った工作。どう残す? いつ処分する?

続きを読む
2015/10/14更新 子ども身支度グッズ

忙しい朝がラクになる?! 子どもが自分でやりたくなる毎日の身支度

続きを読む
【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! ココロカラダ美人のモト 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 女性のためのサバイバル講座 パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 知って得する!お金のはなし こどもを伸ばす「おこづかい」 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! 【新しい人生が始まる日】 DAY ONE STORY 家族がラクになるおかたづけ 大人女子のマナーQ その他の連載・コラムを見る コロツエ コロツエ コロツエ診断 オンナたちのホンネ

More

一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 「もしも…」動画 退職後の人生に安心を「RETIREMENT RED ZONE」 セミナー マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく セミナー 女性が知っておきたい年金のこと おこづかい教育出前教室 お役立ちセミナー情報 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動

ソーシャル

ランキング

1 2017.07.27更新

笑顔が自分とまわりの人を幸せにする

ありがとう、先生!
2 2017.08.03更新

人事異動のマナー。人事異動を受け、これまでお世話になった人たちに挨拶。ふさわしいものは?

オトナ女子のマナーQ
3 2017.08.10更新

物を受け取る時は、必ず両手で!

ありがとう、先生!
4 2017.08.17更新

「強み」と「弱み」を知る事がカギ! なりたい自分に出会うためのメソッド

ココロ・カラダ美人のモト
5 2017.08.24更新

切り替えが人生を決める

ありがとう、先生!

人気セミナー

自分デザインプロジェクト セミナー女性が知っておきたい年金のこと マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく その他のセミナー一覧

スペシャルコンテンツ

コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 コロツエOne

オススメ連載

【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! 女性のためのサバイバル講座 ココロカラダ美人のモト パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! オススメ連載一覧 コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動
トップに戻る