『新学期がはじまる前におさえておきたい!子どもが忘れものをしなくなる、収納の術とは?』

2016/08/10更新 こんにちは!「親・子の片づけ教育研究所」の橋口真樹子です。今回は、忘れものの多い子どもに悩むお母さん必見! 同研究所のマスターインストラクター山崎真弓が、小学生のお子さんと一緒に工夫した収納術をご紹介いたします。

毎日の学校生活で、忘れものをしないコツとは?

 「行ってきまーす!」と、毎日元気よく出かけていく子どもたち。一方、見送ったあとのお母さんたちからは、「疲れた〜」の声が・・・・・・。それもそのはず。朝の忙しい時間、子どもの忘れものがないか、チェックするのは一苦労ですよね。忘れものに気づくのは、靴を履いた玄関先ってケース、多くないですか?「ハンカチがない!」、「ポケットティッシュとってー!」。こんな声がわが家では、日常茶飯事でした。

 

 自分の支度と家事に忙しいのに、子どもに翻弄され、朝からガミガミ言ってしまう、これは、どのお母さんも抱えている悩みではないでしょうか? そこで、今回は、わが家で成功した事例として、「子どもを毎朝笑顔で送り出せる工夫」をご紹介したいと思います。

 

【「お出かけセット」を作る】

 忘れものは小学生ママのお悩みの定番。ただ、見落としてはいけないのは、基本的に毎日学校に持っていくものは決まっている、ということ

 わが家では、学校に持っていくものをまとめて収納し、一度に用意できるように、「お出かけセット」を作りました。あちこち移動しなくてもここですべてそろう、が理想形です。「お出かけセット」のポイントは3つ。

 

<ポイント1>
「お出かけセット」は子どもの動線に沿った使いやすい定位置に。

 まず、朝の子どもの動きを観察してみましょう。持っていくものを準備する場所はどこがベストか、着替える場所や玄関の近くなど、動線に沿った便利な定位置を見つけましょう。背伸びしたり、かがんだりしなくてもいい、腰高の場所が用意できるとベストです

 

 ちなみに、わが家の9歳の娘の「お出かけセット」の定位置は、クローゼットの中。娘が自分でここに決めました。前に立ったときに中身が見渡せる、使いやすい高さです。

  01

<ポイント2>
子どもが出し入れしやすい収納にする

 定位置が決まったら、出し入れしやすい収納方法かをチェック。棚が高すぎないか、引き出しが重すぎないか。その子のタイプによって、きれいに分類するのか、ざっくり放り込むのかも違います。子どもが無理なく続けられる収納方法を考えましょう。

 

 娘の「お出かけセット」は白いオープンなかごにしました! 入れるものに合わせて仕切って使用すると、中身が一目瞭然でいい、と本人立っての希望です。

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<ポイント3>
使用頻度の高いものだけを収納

 広いスペースを用意できないときは、使用頻度の高いものを厳選するのも大切。季節によって持ちものが変わる場合は、入れかえながら適量を守りましょう。9歳の娘の場合は、このような感じです。

 

 ●通年必要なもの:ハンカチ、ポケットティッシュ、ポシェット、ヘアアクセサリー、 名札、メガネケース、ばんそうこう

 ●夏に必要なもの: 汗ふきタオル、虫よけなど

 ●冬に必要なもの: マスク、カイロ、手袋、ネックウォーマーなど

 ちなみに、最近ここのクローゼットに仲間入りしたものがあります。それはパジャマ。「出かけるときに持っていくもの」ではありませんが、朝脱いだパジャマをかたづけるならここがラク、と考えたよう。子どもの自由な発想には感心させられます

 

【かごの中にラベリングが便利!】

 ティッシュやハンカチがなくなったときは、家族が代わりに入れてあげることもあります。そんなときに便利なのが、下のようなラベリング。

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 スペースが空になっていても、どこに何を入れてあげればいいか、家族でもわかります。ラベルといえばシールやテプラが定番ですが、ここではマスキングテープを使用。油性ペンでササッと書いてペタッと貼って、あっという間に完了です。

 

 貼ったあともキレイにはがせるので、収納の中身を仮決めするときも、マスキングテープは便利です

 

【「忘れものがない子」に育つ言葉がけのポイント】

チェックポイントはこちら


<ポイント1>
考えさせる工夫をしよう!

 「持っていかなければいけないものはなに?」、「持っていくと便利なものはなに?」、「ここにこうして収納すると取り出しやすいかな?」、「こっちの方がいいかな?」など、質問をしながら子どもにも考えてもらうようにしましょう。

 考える経験を重ねることで、子どもは自分で判断できるようになります。4年生になった娘は、1人で決められるようになり、忘れものをしないようになりました。

 

<ポイント2>
親の意見を押しつけないように!

 子どもが自分で決められるようになったら、親は意見を押しつけないよう気をつけましょう。

 「それは使わないでしょ?」、「こっちのハンカチの方が小学生らしいんじゃない?」など、親が決めつけるいい方をすると、子どもも反発し親子関係にも良くありません。また、考える力も育たなくなります。

 

<ポイント3>
できたときは承認しよう!

 上手にできたときは、口に出してほめてあげましょう。

 「よく使うものをいちばん手の届きやすい手前に収納したのね。これなら出し入れしやすいし、持っていくのを忘れないね!よく考えていてえらい、よっ、天才!!」といった具合に、ユーモアも交えてちょっとオーバーなぐらいほめてあげると子どもは喜びます。9歳の娘はこれで、さらにかたづけ上手になりました!

 

 いかがでしたか? みなさんもお子さんの性格に合わせた収納法を考え、上手な言葉がけをしてみませんか?

  【連載記事一覧】 第1回:忙しい朝がラクになる?! 子どもが自分でやりたくなる毎日の身支度
第2回:帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!
第3回:遊んだあとのおかたづけを劇的に変える「1ジャンル1ボックス」収納!
第4回:おもちゃの整理は「小さなかご」ひとつから、はじめよう!
第5回:「自分でかたづける子」を育てるには、言葉がけが重要だった!
第6回:花粉を部屋に持ち込まないために、いますぐ玄関でやるべきことは?
第7回:家族を巻き込んで、玄関の“キレイ”を継続させよう!
第8回:子どもにまかせる! リビングのおもちゃ収納
第9回:性格別のランドセル収納3パターンで、子どもがおかたづけ上手になる!
第10回:子どもが自分でおかたづけ! 自分で洗濯物をしまえるようになる仕組みづくり

プロフィール

一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」理事 橋口真樹子
橋口真樹子さんプロフィール画像

高1娘、小5息子の母。育児休職中に夫に相談されたアメリカ留学を実現するため、夫婦そろって退職し当時2歳の娘を連れて渡米。アメリカ滞在中に「子どもがいるのにいつもキレイな家の秘訣」を聞かれたことがきっかけで、帰国後に整理収納アドバイザーの資格を取得し起業。 「家族にも協力してもらえるおかたづけ」をモットーに、自宅セミナー、資格講座や講演会、おかたづけカウンセリングや作業など、多岐にわたって活動。
2014年末にアドバイザー仲間と一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」を立ち上げ、おかたづけと育児の悩みを一度に解決できる「親・子の片づけインストラクター講座」を全国各地で展開中。
ブログ:「幸せな毎日のための整理力」http://seiri-ryoku.jugem.jp/
著書:「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)

親・子の片づけマスターインストラクター 山崎 真弓(やまざき まゆみ)
yamazaksani

仙台在住。美容師時代はサロンや自宅の整理収納が好きで独自の方法で楽しむ毎日。出産後は家事と育児の両立が思うようにいかず、散らかった自宅で心が落ち着かない日々を過ごしたことがきっかけで2010年「整理収納アドバイザー」の資格を取得。現在はお子さんのかたづけに悩むママに向けて幼稚園などでのセミナーや「親・子の片づけインストラクター2級認定講座」を開催中。
ブログ:http://yamazakimayumi10.blog.fc2.com

子育て中のあなたへ。こちらの記事もおすすめ! 「おこづかい」の正しい与え方が分かります。
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