増え続ける、子どもの自由研究や学校で作った工作。どう残す? いつ処分する?

2016/09/14更新 こんにちは!「親・子の片づけ教育研究所」の橋口真樹子です。今回はママたちからの質問ダントツNo.1、「子どもの工作、どうすればいい?」がテーマです。同研究所のマスターインストラクター、いわさきなおこの子どもとのやりとりを一部ご紹介します。

どんどん増える子どもの工作、どうすればいい?

 休みの自由研究や幼稚園・学校で作ってきた子どもの工作、皆さんはどうしていますか?

 折り紙のような細かいものから、時間をかけた絵や立体工作など、大きさもさまざま。収納方法も処分のタイミングも迷いますよね。

 今回はわが家で実践している子どもが作った工作との付き合い方をご紹介します。子どももママも納得した方法です。

 ちなみに、工作への思い入れが強かった時に効果的だったエピソードですので、お子さんが執着していないような工作であれば、最初の手順は省いてしまってもOKです。

 これはわが家の成功事例です。

 

<ポイント1>
持ち帰った直後は子どもの希望を確認。無理に捨てさせようとしない

 息子が小学校3年生の時、学習発表会でペットボトルのボーリングを作りました。倒れ方に変化をつけるために中に入れる水の量を調整し、倒れたピンによって得点が変わるという工夫満載のゲーム。発表会当日は感動しましたが、息子がペットボトルとボールの山を持ち帰ったときには、正直困りました。

  おかたづけ12 <写真1:大小さまざまのカラフルなペットボトルとボール。>

そこで、まだ家で遊びたいという息子の希望を一旦聞いて、まずはリビングにスペースを確保。

おかたづけ12 <写真2:ソファのうしろがペットボトルボーリングのレーン>

息子は、毎日飽きずにペットボトルボーリングをしていました。一方、母の私は、ボトルの中の水が気になって、「もうボーリングセット、捨ててもいい?」と声をかける日々。その度に、「ダメ!まだ遊ぶから」と反対されていました(結局、理由を伝えてボトルの水だけは捨てさせてもらいましたが・・・・・・)。

その後も何度か「もう捨てたら?」と声をかけましたが、息子は決まって「絶対にいやだ!」の一点張り。大人にとってはただのペットボトルでも、子どもにとっては思い出の工作です。このやりとりから、ママの都合で捨てさせようとしてはいけないんだ、と気づきました。

大事なのは、特に持ち帰った直後の工作は、子どもの希望を優先すること。なるべく目にはいるところに飾ったり、いつでも遊べるところに置いてあげましょう。

<ポイント2>
子どもの興味が変わってきたら、移動を提案。親の都合も伝える

 とはいえ、ずっとリビングに置いておくのもママが困ります。そこで、息子の遊ぶ回数が少し減ってきたころを見はからって、「リビングの掃除がしづらいから、そろそろ自分の部屋に移動してくれない?」と提案してみると・・・・・・、なんと、すんなり快諾してくれました。この時点では、すぐに遊べることも重視して、子ども部屋へ移動することに。本棚のとなりがベストポジションになりました。

  おかたづけ12 <写真3:いつでもあそべるように子ども部屋でスタンバイ>

<ポイント3>
保管するだけなら、期限を決めてデッドスペースで

 その後、しばらく時間が経ち、まったくボーリングをしなくなった息子。「ペットボトルボーリングは、どうしたい?」と聞きました。思い出に残せるように写真にも撮ってありますが、やはり実物も手放したくない様子です。「だって、捨てちゃったらみんなに悪いでしょ」が理由でした。彼にとって、このボーリングは、「遊ぶためのおもちゃ」から「とっておきたい思い出」に変わっていたのです。自分の作品の処分は潔い息子ですが、友達と一緒に作ったモノだからこそ、とっておきたいようでした。

保管しておけば納得するとわかったので、息子に説明してデッドスペースであるクローゼットの奥に移動することにしました。保管期限は息子に決めさせました。期限を箱に書き、その時がきたら見直すよう約束しました。

  おかたづけ12 <写真4:保管が目的ならば、収納場所は取り出しにくいところでOK>
関わり方のポイント: 子どものモノは、子どもに決めさせる

どんなに小さいモノでも、子どものモノの価値は親ではなく、子ども本人にしかわからないものです。子どもがお友だちと交換してきたキャラクター柄のティッシュ1枚でもそれは同じ。勝手に捨てて子どもの気持ちを傷つけてしまうと、子どもは捨てることに抵抗と反発を覚えるようになります。

たとえ決断に時間がかかっても、子どものモノは子どもの意見を確認しましょう。お互い納得のいく形でモノと向き合えるといいですね。

【連載記事一覧】 第1回:忙しい朝がラクになる?! 子どもが自分でやりたくなる毎日の身支度
第2回:帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!
第3回:遊んだあとのおかたづけを劇的に変える「1ジャンル1ボックス」収納!
第4回:おもちゃの整理は「小さなかご」ひとつから、はじめよう!
第5回:「自分でかたづける子」を育てるには、言葉がけが重要だった!
第6回:花粉を部屋に持ち込まないために、いますぐ玄関でやるべきことは?
第7回:家族を巻き込んで、玄関の“キレイ”を継続させよう!
第8回:子どもにまかせる! リビングのおもちゃ収納
第9回:性格別のランドセル収納3パターンで、子どもがおかたづけ上手になる!
第10回:子どもが自分でおかたづけ! 自分で洗濯物をしまえるようになる仕組みづくり
第11回:新学期がはじまる前におさえておきたい!子どもが忘れものをしなくなる、収納の術とは?

プロフィール

一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」理事 橋口真樹子
橋口真樹子さんプロフィール画像

高1娘、小5息子の母。育児休職中に夫に相談されたアメリカ留学を実現するため、夫婦そろって退職し当時2歳の娘を連れて渡米。アメリカ滞在中に「子どもがいるのにいつもキレイな家の秘訣」を聞かれたことがきっかけで、帰国後に整理収納アドバイザーの資格を取得し起業。 「家族にも協力してもらえるおかたづけ」をモットーに、自宅セミナー、資格講座や講演会、おかたづけカウンセリングや作業など、多岐にわたって活動。
2014年末にアドバイザー仲間と一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」を立ち上げ、おかたづけと育児の悩みを一度に解決できる「親・子の片づけインストラクター講座」を全国各地で展開中。
ブログ:「幸せな毎日のための整理力」http://seiri-ryoku.jugem.jp/
著書:「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)

親・子の片づけマスターインストラクター いわさきなおこ
iwasaki

大手自動車メーカーで9年間広告宣伝に携わったのち、結婚を機に退職。専業主婦15年目に整理収納アドバイザーの資格を取得し、苦手だった片付けを克服。その後、思うように片付けてくれない子どもとの悩みを解決するため、親・子の片づけ教育研究所で学びを深める。現在ではマスターインストラクターとして「仕組みづくり」と「関わり方」の両面からのアプローチを、子どもだけでなく実家の片付けにも応用し手ごたえを感じている。 高2娘と小6息子の二児の母として8年間PTA役員を経験、様々な世代の子育ての悩みに詳しい。
ホームページ:http://roomdofirst.jimdo.com/

子育て中のあなたへ。こちらの記事もおすすめ! 「おこづかい」の正しい与え方が分かります。
この連載「家族がラクになるおかたづけ」の記事一覧へ 【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! ココロカラダ美人のモト 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 女性のためのサバイバル講座 パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 知って得する!お金のはなし こどもを伸ばす「おこづかい」 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! 【新しい人生が始まる日】 DAY ONE STORY 家族がラクになるおかたづけ 大人女子のマナーQ その他の連載・コラムを見る コロツエ コロツエ コロツエ診断 オンナたちのホンネ

More

一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 「もしも…」動画 退職後の人生に安心を「RETIREMENT RED ZONE」 セミナー マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく セミナー 女性が知っておきたい年金のこと おこづかい教育出前教室 お役立ちセミナー情報 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動

ソーシャル

ランキング

1 2017.09.28更新

意外と知らない結婚式のマナー。 ホテルで会費15,000円の会費制結婚式(1.5次会)に出席。祝儀袋はどうする?

オトナ女子のマナーQ
2 2017.10.05更新

挨拶とお礼だけは誰よりも早く!

ありがとう、先生!
3 2017.10.12更新

意外と知らない結婚式のマナー。職場の上司として、部下の結婚式に出席。ふさわしくないふるまいはどれ?

オトナ女子のマナーQ
4 2017.10.19更新

どんな分野でも構いません いなくてはならない存在になってください

ありがとう、先生!
5 2017.10.26更新

無理しているなと感じたら・・・・・・。ありのままの自分を知ってラクに生きよう

ココロ・カラダ美人のモト

人気セミナー

自分デザインプロジェクト セミナー女性が知っておきたい年金のこと マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく その他のセミナー一覧

スペシャルコンテンツ

コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 コロツエOne

オススメ連載

【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! 女性のためのサバイバル講座 ココロカラダ美人のモト パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! オススメ連載一覧 コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動
トップに戻る