上着ポイッ!にサヨナラ?! 子どもが自主的におかたづけする仕掛けがあった!

2016/11/10更新 こんにちは!「親・子の片づけ教育研究所」の橋口真樹子です。子どもがあちこちに脱ぎ捨てる上着、困りますよね。今回は同研究所のマスターインストラクター森山尚美が、小学生の兄妹に合わせてした工夫をご紹介いたします。

上着が散らかる季節。ママがイライラしない収納法は?

 年の瀬も近づいてきて、寒さが増してきましたね。大人は「寒い、寒い」が口グセになりがちですが、子どもたちは本当に元気! わが家の子どもたちも、寒い外から家に帰ってきた途端、ジャンパーやコートをポイッと脱いで、すぐに遊び始めています。
 ところで、その脱ぎ捨てた上着、誰がかたづけていますか? できれば、子どもが自分でやってくれたらラクですよね。

 

 そこで、今回はわが家の小6男子と小1女子が、自分で上着をかたづけてくれるようになった方法をご紹介します!

 

「おかたづけする子」にするには、大人の見極め力が必要

<ポイント1>
子どもの性格を見極める

 わが家の兄妹は、同じ環境で育っているのに性格がまったく違います。小6の息子は出したモノはもとに戻せるタイプ。キレイに揃えてかたづけるマメさがあります。
 対して娘は、やったらやりっぱなし、出したら出しっぱなしのパナシちゃん。忘れものも多いし、いつもまわりを散らかしている、かたづけが苦手なタイプです。

 最初は、まったく違う性格の2人に、同じしまい方でやってもらおうと思っても、うまくいきませんでした。そこで、子どもの性格に合わせて、しまう仕組みを工夫してみることにしたのです。

 

<ポイント2>
どこで上着を脱いでいるのか見極める

 ただいま!と家に帰ってきたあと、子どもがどのような動きをしているか、見てみましょう。子どもが上着を脱いだその場でしまえるようにすれば、無理なくかたづけられそうですよね。

 息子は暑がりだからか、玄関を入ってすぐに上着を脱ぎます。だから脱いだらすぐに掛けられるように、玄関横のシューズクローゼットにしまい場所を確保しました。
 一方、娘のほうは、帰ったらとにかくリビングに直行! ランドセルも背負ったまま入ってきて、ランドセルと上着をまとめてドサッと脱ぐのです。だから娘の場合はリビングに、ランドセルと上着を一緒にしまえるスペースをつくりました。
 これならわざわざ離れた場所に戻す必要がなくなり、かたづけが苦手な娘もラクにしまえます。

  okataduke01

<ポイント3>
無理させない場所を見極める

 息子は小6にしては小柄なほう。大人と同じ高さのハンガーにかけるには、背伸びをしなくてはならず大変です。ですから低い位置にフックをつけて、上着をカンタンにひっかけられるようにしてあげました。無理のない収納法なら、マメな息子にはおかたづけなんてお手のものです。
 娘のほうは、まだ小1だからというだけでなく、性格自体が筋金入りのズボラちゃん。上着をたたむことはおろか、フックにかけるのさえ面倒くさい。だから妹にはボックスを用意して、そこに入れさえすればOKにします。クシャクシャでも、しまいさえすれば上出来です。

  おかたづけ14

毎日続けるためには、「親の関わり方」が大切!

 息子と娘の性格や年齢に合わせて、上着をかたづける仕組みは工夫できました。ところが、それだけでは動いてくれないのが子どもです。関わり方については、性格だけではなく、発達段階に応じた言葉がけが大切です。

 

<ポイント1>
高学年は、信じて見守る!

 わりとマメな小6の息子ですが、かたづけられないときもあります。そんなときに、「なんでかたづけてないの!」と責めると、そろそろ思春期の反抗心がメラメラと・・・・・・。

 

 かたづけの仕組みをつくったあとは子どもに任せて、お母さんはじっと見守りましょう。高学年の子ができていないときは、「上着が出ているよ」と、事実を伝えるだけでOK。子どもは自分で考えて動けます。「いつもかたづけてくれて助かるわ」と、ときどきフォローも忘れずに!

 

<ポイント2>
低学年は、できたらたっぷり褒め言葉!

  小1の娘はかたづける仕組みをつくったところで、はじめから自発的にできるわけではありません。もともとおかたづけの興味なんかない子ですからね。そんな低学年の子どもには、毎日しっかりフォローするのが肝心!
 妹が上着を脱いだら、「どこに入れるのかわかるかな?」、しまってくれたら「ありがとう! お母さん助かる~!」と、ちょっとオーバーに喜んでみましょう。

 子どもは褒められるとやっぱりうれしいもの。明日もやろう!と思ってもらえたら大成功です。特に低学年って、できることがどんどん増えていくのがうれしいお年頃ですよね。「私、成長してるんだ!」と子ども自身が実感できるような関わりができると素敵です。

 同じ環境で育っても、誰一人として同じ子どもはいません。上着のしまい方も、みんなそれぞれ違っていいのです。子どもとお母さんが、それぞれのやり方でサッとおかたづけして、いつもニコニコ笑顔で過ごせるといいですね!

  【連載記事一覧】 第1回:忙しい朝がラクになる?! 子どもが自分でやりたくなる毎日の身支度
第2回:帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!
第3回:遊んだあとのおかたづけを劇的に変える「1ジャンル1ボックス」収納!
第4回:おもちゃの整理は「小さなかご」ひとつから、はじめよう!
第5回:「自分でかたづける子」を育てるには、言葉がけが重要だった!
第6回:花粉を部屋に持ち込まないために、いますぐ玄関でやるべきことは?
第7回:家族を巻き込んで、玄関の“キレイ”を継続させよう!
第8回:子どもにまかせる! リビングのおもちゃ収納
第9回:性格別のランドセル収納3パターンで、子どもがおかたづけ上手になる!
第10回:子どもが自分でおかたづけ! 自分で洗濯物をしまえるようになる仕組みづくり
第11回:新学期がはじまる前におさえておきたい!子どもが忘れものをしなくなる、収納の術とは?
第12回:増え続ける、子どもの自由研究や学校で作った工作。どう残す? いつ処分する?
第13回:子どものやる気を引き出す、「飾る」&「見せる」収納とは?

プロフィール

一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」理事 橋口真樹子
橋口真樹子さんプロフィール画像

高1娘、小5息子の母。育児休職中に夫に相談されたアメリカ留学を実現するため、夫婦そろって退職し当時2歳の娘を連れて渡米。アメリカ滞在中に「子どもがいるのにいつもキレイな家の秘訣」を聞かれたことがきっかけで、帰国後に整理収納アドバイザーの資格を取得し起業。 「家族にも協力してもらえるおかたづけ」をモットーに、自宅セミナー、資格講座や講演会、おかたづけカウンセリングや作業など、多岐にわたって活動。
2014年末にアドバイザー仲間と一般社団法人「親・子の片づけ教育研究所」を立ち上げ、おかたづけと育児の悩みを一度に解決できる「親・子の片づけインストラクター講座」を全国各地で展開中。
ブログ:「幸せな毎日のための整理力」http://seiri-ryoku.jugem.jp/
著書:「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)

SIMPLUS主宰。整理収納コンサルタント、親・子のかたづけマスターインストラクター 森山尚美
森山尚美さん

12年間、専業主婦として暮らす中で、かたづけやシンプルライフに開眼し、2012年、整理収納アドバイザー1級を取得。少ないモノですっきりと、自分らしく暮らしを楽しむ「整理収納からはじめるシンプルライフ」をテーマに、実際の暮らしを見学する自宅セミナーや、おかたづけサービスを展開。1男1女の母。
ウェブマガジン:「100%Life」にて自宅の様子も公開。
ブログ:http://ameblo.jp/moriyamanaomi/

子育て中のあなたへ。こちらの記事もおすすめ! 「おこづかい」の正しい与え方が分かります。
この連載「家族がラクになるおかたづけ」の記事一覧へ

この記事もオススメ

2016/06/15更新 ランドセルの画像

性格別のランドセル収納3パターンで、子どもがおかたづけ上手になる!

続きを読む
2016/09/14更新

増え続ける、子どもの自由研究や学校で作った工作。どう残す? いつ処分する?

続きを読む
2015/11/18更新 お風呂場にアヒル

帰宅後はお風呂へ直行! 小さな工夫で、家族の会話が増える?!

続きを読む
【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! ココロカラダ美人のモト 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 女性のためのサバイバル講座 パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 知って得する!お金のはなし こどもを伸ばす「おこづかい」 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! 【新しい人生が始まる日】 DAY ONE STORY 家族がラクになるおかたづけ 大人女子のマナーQ その他の連載・コラムを見る コロツエ コロツエ コロツエ診断 オンナたちのホンネ

More

一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 「もしも…」動画 退職後の人生に安心を「RETIREMENT RED ZONE」 セミナー マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく セミナー 女性が知っておきたい年金のこと おこづかい教育出前教室 お役立ちセミナー情報 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動

ソーシャル

ランキング

1 2017.09.28更新

意外と知らない結婚式のマナー。 ホテルで会費15,000円の会費制結婚式(1.5次会)に出席。祝儀袋はどうする?

オトナ女子のマナーQ
2 2017.10.05更新

挨拶とお礼だけは誰よりも早く!

ありがとう、先生!
3 2017.10.12更新

意外と知らない結婚式のマナー。職場の上司として、部下の結婚式に出席。ふさわしくないふるまいはどれ?

オトナ女子のマナーQ
4 2017.10.19更新

どんな分野でも構いません いなくてはならない存在になってください

ありがとう、先生!
5 2017.10.26更新

無理しているなと感じたら・・・・・・。ありのままの自分を知ってラクに生きよう

ココロ・カラダ美人のモト

人気セミナー

自分デザインプロジェクト セミナー女性が知っておきたい年金のこと マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく その他のセミナー一覧

スペシャルコンテンツ

コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 コロツエOne

オススメ連載

【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! 女性のためのサバイバル講座 ココロカラダ美人のモト パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! オススメ連載一覧 コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動
トップに戻る