「感謝ノート」を書くことで、自分を勇気づけています!

2015/12/02更新 LC原口敏美さま

『営業ウーマンに聞く、自分マネジメントのコツ』
連載第3回 原口 敏美( ハラグチ トシミ)さん

まず感謝する。それが、好かれる営業の第一歩。

 「本日も時間を取って頂きありがとうございます」。このような感謝の気持ちを、お客さまとお会いする直前の5分間、ノートに書くのを習慣にしています。いま使っている「感謝ノート」は、3冊目です。

 営業の仕事は、まずお客さまに感謝しないと始まりません。たとえば、「1時間も時間を取っていただいてありがたいな」と思うと、相手の話を漏らさず聞くようになりますし、自分が相手に何をしてあげられるのだろうと必死に考えます。

感謝ノート

 以前は「この1時間でこの話とあの話をしよう」と自分主体で動いていたと思います。でも、本当にお客さまのお役に立ちたいのであれば、まずは相手の話を聞き、真摯にお答えしていく。信頼される関係を築くためには、まず相手主体になる。それが大事だと気づいたんです。

大変なときに支えになった「感謝する習慣」。

 営業は前職も含めると計15年に突入。離婚して3人の子どもたちを1人で育てるために、必要な年収を割り出して、その金額を稼げる仕事が不動産の営業職でした。それまでは自営業だった元夫の仕事を中で支えていたので、営業は未経験。結果も求められる仕事ですし、最初は本当にしんどかったですね。円形脱毛になったり、血尿が出たり……。37歳のときがいちばん大変でした。

 でも、離婚したときに、「私ひとりで子どもたちをちゃんとした大人に育てる」と心に決めていたので、どんな状況でも踏ん張れました。「日々、感謝すること」が習慣になったのは、両親や妹、弟をはじめ友人や会社の人の理解があったからこそ、こうした過酷な状況を乗り切ることができたからなんです。本当に心から感謝しています。おかげで、いまでは前の夫に対して「子どもたちに会わせてくれてありがとう」と心の底から思えるようになりました。

 離婚した当時は、まだ4歳だった長男も今年で20歳。次男は高3、三男は高1と、たくましく育っています。3人とも運動をしているため、よく食べるのですが、お米は一か月で60キロなくなるほど! 1日1升、つまり10合も炊くんですからね……。食費はたぶん、いままででマックスかかっています。

夕飯の風景

 次男が外でアルバイトをするようになり、お金の重みをわかってきたのか、先日ラーメンを食べにいったら、900円のラーメンを頼むのを躊躇していました。理由を聞くと、「時給850円のバイト1時間しても足りないなんて」とショックを受けていたようです。時給1時間分以上の金額を親に出してもらってもいいのか……と悩んでいたとのこと。親への感謝の気持ちが育っていることを実感できて、とてもうれしかったですね。このときは、子どもの提案で500円を私が出し、400円を子どもが出すという形にまとまりました。

「何のために大学へ行くのか」。何ごとも目的意識が大事。

 わが家では「とりあえず大学」という考えはNG。中学の時点でそう伝えているので、子どもたちは3人全員、早い段階でやりたいことを見つけています。学費を払う余裕がないためという理由もありますが、いちばんは目的意識をちゃんと持ってほしいという願いがあります。「大学へ何のために行くのか」「その先どんな仕事に就きたいのか」「そのためには、どこの大学のどこの学部がいいのか」。そこまで落とし込んで考えさせています。

 私自身の働く目的は「3人の子どもたちの夢を叶える手伝いをすること。世界一の理解者であり応援団長であること」。この意識を明確に持てているため、仕事でしんどくても頑張れているんだと思います。だからこそ、子どもたちにも同じように「目的意識」を持ってほしいんです。

 母親業と仕事の両立は正直たいへんです。でも、忙しいことを言い訳に子育てを疎かにしたくない。働いているお母さんの中には、子どもとの時間を取れないことに悩んでいる人もいるでしょう。でも、できることしかできない。時には子どもたちにも弱みを見せたり、お願いして家事をやってもらったりして。今は全員で原口家をやって、この状況を逆に楽しんでいます。それが、子ども自身を丸ごと認めることかな、と最近思うんです。

 わが家の場合、①人の話は黙って聞く・目を見て話す、②朝ごはんと夕ごはんはみんなで集まって食べる。この2つをルールにしています。普段、接する時間がどうしても短くなってしまうので、食事の時間はコミュニケーションの時間と決めているのです。とはいえ、夜に仕事が入ってしまうことも。そんなときは、たとえ一瞬でも家に帰り、子どもと話をするようにしています。この習慣があるから、子どもたちの調子の良し悪しに、早く気づけるのだと思います。

 「感謝をする」「家族で集まってごはんを食べる」。こうした当たり前の習慣をこれから大切にしていきたいです。

【プロフィール】

原口 敏美(ハラグチ トシミ)(50歳) 原口敏美様プロフィール

ジブラルタ生命 大阪支社
ライフプラン・コンサルタント。20歳の長男、高校3年の次男、高校1年の三男の4人家族。

※掲載している情報は記事掲載日時点のものです

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