「お役に立ちたい精神」と「目標への意識づけ」で、仕事もプライベートもパワフルに。

2016/02/17更新

『営業ウーマンに聞く、自分マネジメントのコツ』
連載第4回 髙橋 友恵(タカハシ トモエ)さん

目標を達成するのは、自分のためじゃない。お客さまのためだった

 入社当時、私の仕事のモチベーションは「お客さまとのつながりが欲しい、お役に立ちたい」という思いでした。あのころは、その思いだけで邁進できたのです。ただ、数年後にある壁にぶつかりました。数字の壁です。目標数値を超えることにモチベーションを持てなかったのです。

 そんなとき、私の意識を変えてくれたのは、上司からの一言でした。
  「お客さまだって、成績優秀者が担当のほうがうれしいんじゃないの」
  衝撃を受けました。自分のために上を目指すんじゃない。お客さまのために上を目指すんだ。そう気づいたことで、私の行動が変わりました。

 毎月の数字を達成するためには「どこへ行き、どのような方にアプローチするか」具体的に描きました。会う人数や会う回数など、営業プロセスを数字に落とし込み、活動量を増やしました。その努力の甲斐が実り、表彰されたときは心からうれしかったですね。

吹奏楽部で指導する高橋さんの画像

 この意識の変化は、プライベートにも影響しています。ボランティアで高校の吹奏楽部を指導しているのですが、年に2回開催されるコンクールに目標を設定。昨年末に開催された地区大会では最優秀賞を獲得。そして、今年さらに駒を進め、四国大会出場への切符も手にしました。
 いまは、よりよい結果を出すために、日々、生徒と練習に励んでいます。コンクール間近になると、午前がA校、午後がB校と各々3時間。月によっては、土曜日も日曜日も通うことも。仕事との両立でたいへんな面もありますが、生徒の頑張る姿に刺激を受け、私も負けていられないなと思います!

「仕事とは何か」を教えてくれた、母の働く姿

 ところで、仕事でもプライベートでも共通する、私の「お役に立ちたい」精神。いったいどこからきていると思いますか? それは間違いなく、母の働く姿を間近で見ていたからだと思います。小学生のころ、いまの私と同じ職種で学校への営業活動をしていた母は、週1、2回ほど私の通う小学校に足を運んでいました。

 そのころは、まだ母の仕事内容はよく知りませんでした。ただ、「お母さんがやっている仕事は、先生のお役に立っているんだな」と、学校の先生と親しげにお話している姿を見て、誇らしい気持ちでいました。「あんなふうな信頼関係を築けるってすごいな」。この憧れが私を突き動かし、「人さまのお役に立ちたい」と強く思わせているのだと思います。

「もっと長く、深くお客さまとお付き合いしていきたい」。母と同じ仕事を選んだ理由

 「あなたがいるから、このホテルにまた来るわね」。前職のホテル勤務中にお客さまからもらった忘れられない一言です。ホテルでは、イベント企画の仕事を約1年、その後3年間フロント業務をしており、どちらの仕事も「お客さまに喜んでいただくためになにができるか」を考える点が同じで、非常にやりがいのある仕事でした。

 中でも達成感があったのは、「お遍路企画」。お遍路さんにご満足いただくプランを考え、その提案が通り、実際にお客さまに喜ばれたのはうれしかったですね。お遍路さんにとって、お宿は疲れを癒す場。寒い日は温かい飲み物をお配りしたり、雨でぬれたツエを拭いてお戻ししたり・・・・・・。お遍路さんの気持ちに立ってサービスを考えるのが楽しくって。

表彰されたお母さまと髙橋さんの画像営業で表彰された母と一緒に。「この仕事をやってみたい!」と思った瞬間です。

 ただ、ホテルですとお客さまとはその場限りのお付き合いになってしまいます。「お客さまのために」という思いが強くなればなるほど、「もっと長く、深くお客さまとお付き合いしていきたい」という気持ちが膨らんでいくのがわかり、歯がゆい時期がありました。
 そんな悩みが晴れたのは、母が仕事で表彰される場に居合わせたとき。お客さまご家族だけではなく、お子さまご家族とも信頼関係を築ける、この営業の魅力を知り、「やってみたい!」とピンときました。

「お役に立ちたい精神」と「目標への意識づけ」で、仕事もプライベートも楽しみます!

 母とまったく同じ職種で、同じ職場。最初は自分がやっていけるのか不安もありましたが、7年経った最近では、母も「そろそろ自分のお客さまを引き継いでもいいかな」と思ってくれているようです。今年で勤続29年目になる母は、私からしたら本当に大ベテラン! まだまだ足元にも及びませんが、親子代々、お客さまのお役に立てることに喜びを感じています。

 いまのように、仕事もプライベートもハードにこなせるのは、母から学んだ「お役に立ちたい精神」と、上司から学んだ「目標への意識づけ」のおかげ。
 この2つを大切にしながら、仕事では3〜5年後に母のお客さまの引き継ぎを終えられるように、プライベードでは指導している吹奏楽部がコンクールでさらに上の賞をもらえるように、毎日一歩一歩進んでいきたいと思います。

【プロフィール】

髙橋友恵(タカハシ トモエ)(35歳) 髙橋友恵様プロフィール画像

ジブラルタ生命 高松支社
シニア・ライフプランコンサルタント。

※掲載している情報は記事掲載日時点のものです

この連載「営業ウーマンに聞く、自分マネジメントのコツ」の記事一覧へ

この記事もオススメ

2016/02/29更新 ありがとう、先生!

よくやった! 人生に偶然なんてないんだよ!

続きを読む
2016/05/23更新 ありがとう、先生!

相手の顔の表情は自分の鏡

続きを読む
2016/11/21更新 ありがとう、先生!

身なりと礼儀を大切に

続きを読む
【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! ココロカラダ美人のモト 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 女性のためのサバイバル講座 パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 知って得する!お金のはなし こどもを伸ばす「おこづかい」 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! 【新しい人生が始まる日】 DAY ONE STORY 家族がラクになるおかたづけ 大人女子のマナーQ その他の連載・コラムを見る コロツエ コロツエ コロツエ診断 オンナたちのホンネ

More

一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 「もしも…」動画 退職後の人生に安心を「RETIREMENT RED ZONE」 セミナー マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく セミナー 女性が知っておきたい年金のこと おこづかい教育出前教室 お役立ちセミナー情報 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動

ソーシャル

ランキング

1 2017.09.28更新

意外と知らない結婚式のマナー。 ホテルで会費15,000円の会費制結婚式(1.5次会)に出席。祝儀袋はどうする?

オトナ女子のマナーQ
2 2017.10.05更新

挨拶とお礼だけは誰よりも早く!

ありがとう、先生!
3 2017.10.12更新

意外と知らない結婚式のマナー。職場の上司として、部下の結婚式に出席。ふさわしくないふるまいはどれ?

オトナ女子のマナーQ
4 2017.10.19更新

どんな分野でも構いません いなくてはならない存在になってください

ありがとう、先生!
5 2017.10.26更新

無理しているなと感じたら・・・・・・。ありのままの自分を知ってラクに生きよう

ココロ・カラダ美人のモト

人気セミナー

自分デザインプロジェクト セミナー女性が知っておきたい年金のこと マネー管理は「お片づけ」で考えるとうまくいく その他のセミナー一覧

スペシャルコンテンツ

コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 コロツエOne

オススメ連載

【お悩み相談室】男女の違いが分かれば、人生は9割うまくいく?! 女性のためのサバイバル講座 ココロカラダ美人のモト パパの㊙愛情日記〜僕がウチの子にしていること〜 営業ウーマンに学ぶ、セルフマネジメント術 ジブラルタ生命 Heart To Heart ありがとう、先生! オススメ連載一覧 コロツエ診断 オンナたちのホンネ 一緒に考えてみませんか?「人生のもしも」 このサイトについて ジブラルタ生命の社会貢献活動
トップに戻る