噴火が多い今こそ事前対策を! 火山灰から身を守るために、どこでも手に入る防災グッズ6点

2015/10/28更新 噴火のイラスト

最近、日本各地で噴火が発生しています。国土の7割を山地が占めている日本周辺には、なんと世界の活火山の約10%が存在。噴火のリスクが高いのは当たり前なのです。突然の噴火に備え、人体への悪影響が心配される火山灰の対策グッズについて、防災アドバイザー山村武彦先生に伺いました。

[山村先生の防災の日:特別連載はこちら]
第1回 防災のプロが語る、防災グッズを選ぶ前に知っておきたいこと
第2回 防災のプロが認めた、女性に役立つ「最新・防災グッズ」とは?
第3回 防災のプロが家庭で実践している、防災の知恵とは?
第4回 台風シーズンにはこの前兆に注意! 外出先でチェックすべき5つのこととは?

長期化した場合は、火山灰の被害が深刻に!

 噴火の事前対策については、火山から住居までの距離によって大きく異なります。近距離に住居がある人は、迅速に避難することが大前提となりますが、それ以外の人は、長期化する火山灰被害の対策をすることが一番求められます。
 数時間から数日で灰が収まることもあれば、1年以上降り続くこともあります。もし、噴火予報が出されてからマスクなどを買いに行っても、ほとんど売り切れ状態ですから、事前に準備するようにしましょう。
 避難所や自宅での生活が長期化する場合に備えておいたほうがいいグッズについては、第2回 防災のプロが認めた、女性に役立つ「最新・防災グッズ」とは?を参考にしていただき、今回は、火山灰による人体への被害を最小限に抑えるための対策グッズをご紹介いたします。

火山灰に備え、最低限は準備しておきたいグッズとは?

 火山灰が超微粒子だった場合、肺の病気を引き起こす可能性もあります。特に呼吸器系の疾患(喘息、気管支炎など)をお持ちの人は、息切れやせきなどの呼吸障害が深刻化するためさらに注意が必要です。
 また、目や肌への影響もあります。目に入った火山灰をそのままにしておくと、角膜が傷つき、目が激しく傷みます(角膜剥離)。コンタクトレンズを着用している人は、灰が付着しやすいため、すぐに外すようにしてください。肌が弱い人は、炎症を起こす場合もあります。
 降灰が始まったら、灰を体内に入れない&体に触れない、この2点を意識して過ごすようにしましょう。その補助になるグッズは下記の通り。

【1.マスク】

マスク

本格的な防塵マスクである必要はありません。感染症対策の一般的に売られているもので十分です。防塵マスクですと、普通の人は息苦しく感じることもあるそうです。灰の被害が長期化することを考え、マスクが出回っているうちに、多めに準備しておきましょう。

【2.ゴーグル】

ゴーグル

こちらも本格的なものでなく、花粉対策のもので十分です。

【3.目薬・目の洗浄液】

目薬

灰が目に入ると角膜を傷つけてしまいます。目がゴロゴロするなど不快感を訴える人も多くいます。目薬・目の洗浄液で、汚れを洗い流せるように準備しておきましょう。

【4.耳栓】

耳せん

飛行機でよくもらう簡易な耳栓で十分。寒い時期には、耳当てでもOK!
(灰が汗で固まってしまったこともあります)

【5.防水袋】

防水袋

携帯・スマホ用にコンパクトサイズのものが1つあると、出かけるときに便利。精密機器は灰の被害に遭いやすいので、降灰中の外での出し入れは避けましょう。

【6.傘】

傘

お出かけの際の必需品。上からの降灰を防げます。大きめの傘だとなお安心。

 以上の6点は比較的どこでも購入できるグッズばかりです。噴火発生後は、在庫切れを起こしてしまいますので、事前に多めのストックを。このちょっとした準備と心がけが、「もしも」の際に慌てない行動につながります。ぜひ、ご家庭の防災対策を見直してみましょう。

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プロフィール

山村 武彦(やまむら・たけひこ)
山村武彦様

防災・危機管理アドバイザー、防災システム研究所所長。 1943年生まれ。1964年、新潟地震でのボランティア活動をきっかけに、防災システム研究所を設立。以来、「現場主義」を掲げ、地震や津波などの自然災害、事件・事故など250か所以上の現地調査を行う。阪神・淡路大震災(1995年)発生時には2時間後に現地入りし、救助活動、調査活動を行う。近年も東日本大震災、オクラホマ竜巻災害、フィリピン台風30号災害、ネパール地震などの現地調査を実施し、写真レポートをサイトにアップしている。実践的防災・危機管理の第一人者と言われている。現在、執筆、講演活動、マスコミ出演等を通じ、防災・危機管理意識啓発に活躍中。
http://www.bo-sai.co.jp/index.html

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